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自転車中年団
検診結果が悪くて体重を絞るために自転車通勤を始めた、オヤジです。
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2008年03月01日

熊本都市圏の地下水(3.土壌によるふっ素の浄化)

 ~熊本都市圏の地下水2からの続きです。~
 ここで、皆さん疑問に思いませんか?、大津・菊陽でかん養に使われている白川の水はふっ素が入っていて飲むことができません、しかし、熊本市の地下水は、ふっ素の少ない良質な飲める水です。不思議じゃありませんか?
 実はふっ素は、土に化学的に吸着される性質があるので、地下に浸透していく過程で浄化されているのです。熊本平野は自然の大きなふっ素浄化装置のような働きをしていて、そのおかげで飲み水の恩恵を受けているのです。
 こうなると、清正公が大津菊陽に水を引くようになってから400年、その間この地域の土はふっ素をずっと浄化し続けてきたことになります。ご自宅で浄水器を使われている方はよくおわかりだと思いますが、浄水器のカートリッジも使っているとだんだん浄化能力が落ちてきて水がおいしくなくなります。そのときはカートリッジを交換することになります。カートリッジの能力は無限ではないということです。今回土壌の役割は浄水器のカートリッジと同じです。つまり、土壌がふっ素を吸着し続けているのであれが、何らかの形でふっ素を取り出してやらなければ、いつか土壌はふっ素を除去できなくなる可能性があります。
 不安をあおるつもりはないのですが、残念ながら詳細な調査がされていないので、ここから先は本当に想像の世界です。
 本当にふっ素が土壌にたまっているのであれば、私たちの数世代後には、水道水のふっ素の濃度の上昇が起こるかもしれません。また逆に、数千年、数万年分の浄化能力があるのかもしれません。
 いつか誰かが解明しなければいけない問題ではありますが、何せちょっと考えただけでも数億円の調査費と10年以上の時間と人がかかりそうな気がします。大津菊陽から熊本に何十本もボーリングして土壌を調べたり、観測井戸を作って水の流れと水位の上下動と水質の変化を追っかけていって初めてある程度の結果が出せると思います。
 ここは、本当に長期の計画を立てて、結果を焦らずに少しずつ調査していく体制が必要な気がします。こんな調査ができたら、熊本市の今後の水計画ももっと充実したもになると思います。単年度決算でお金がない県と市ではこういう計画は立ててもすぐに絵に描いたもちになります。もっと、都市圏民全体で取り組めないものかと思います。
 そして、この私のふっ素の問題が杞憂におわってくれればと思ってます。

 追記、実は地下土壌はふっ素だけでなくいろいろなものを除去していますし、さらには、ミネラル分を供給し地下水が作られていくのです。

 4.かん養と硝酸性窒素の問題 に続く予定です。


Posted by 自転車中年団 at 10:50│Comments(0)TrackBack(0)環境

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